本文へ移動

りんご病

妊婦健診をしていると、

「上の子が先週りんご病になって・・・」

などと相談を受けることがあります。

妊婦さんがりんご病になると、特に妊娠20週未満でなってしまうと、

赤ちゃんに影響が出る恐れがあります。

りんご病は、頬がリンゴのように真っ赤になる特徴的な症状からそう呼ばれています。これを蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)と言います。

原因はパルボウイルスB19です。

幼児から学童を中心に、春から夏にかけて流行がみられることが多いです。

くしゃみで放出される唾液などから感染します(飛沫感染)。

潜伏期間は7~14日間で、子供の30%は気づかないうちに感染を受けているとも言われます。

軽度の感冒症状、関節痛のみで済むことが多いのですが、この時期にもっとも感染力を有します。

感染から14日以降にみられる蝶形紅斑は、感染した人の30%にみられます。しかし紅斑出現時にはすでに感染力は消失していることが多いようです。

本邦における妊婦の抗体保有率は40%に過ぎません。

 
 
大鳥居医院へのお問い合わせやご質問、
ご相談などございましたらご連絡ください。
 
 03-3741-0118
 
【月.火.水.木.金】 9:00-12:00 / 15:00-17:00 【土】 9:00-12:00 休診日/日・祝日
TOPへ戻る