風しん(3日はしか、風疹)
風しん(3日はしか、風疹)
2012年、2013年に大きな流行がありましたが、
2018年にも風しんが流行しました。
結論から先に言います。
予防接種を受けましょう。
女性だけでなく、男性も受けましょう。
なぜ産婦人科医が風しんについて熱く語るか。
それは妊婦さんが風しんにかかると、
赤ちゃんに目、耳、心臓の病気を起こす恐れがあるからです。
そのため、すべての妊婦さんに風しん検査を実施します。
そして免疫力がないと判断された妊婦さんには注意を喚起します。
注意喚起と言ったって、どうしたら良いの?
今現在妊娠中の方で、妊娠初期検査で風しんの免疫力がないと言われた方は不安で仕方ないと思います。
残念ながら根本的にはどうしようもありません。
人混みを避ける位のものです。
幸い麻しんほど感染力は強くありませんから、一定の効果があるでしょう。
あとは、同居のご家族に予防接種を受けていただくのも一つの対策です。これについては後述します。
妊娠していなければワクチンという対策があるのですが、
妊婦さんはそれを受けられません。
今後妊娠希望の女性は、積極的に抗体検査・ワクチン接種を検討していただきたいと思います。
大鳥居医院では妊婦さんにはHI法での抗体検査をしており、16倍以下の方は免疫力不十分と判断します。
該当する女性は次回の妊娠時に同じ心配をしなくて良いように、
産後に予防接種を実施しましょう。
流行時、感染者の多くは30~50代の男性だそうです。
どちらかというと男性の方があちこち出回る機会が多いのだと思います。
流行地域へ出張した後にご主人がまず発症し、続いて専業主婦の奥様も発症した、というケースも聞かれます。
つまり、ご主人が家庭内での感染源となっているケースも多いのです。
女性だけでなく、奥様やパートナーのいる男性にも、
ご自身のことと自覚していただきたいのです。
その他の同居のご家族も同様です。
妊婦さんに風しんをうつさないよう、予防接種を検討していただきたいと思います。
これまであらゆる感染症の流行は人智により収束してきました。
しかし我々の意識まで収束してしまってはいけません。
何も、いつも心配して過ごせと言っている訳ではありません。
積極的に予防接種という行動をとっていただきたいのです。
大田区では風しん抗体検査・予防接種について助成が受けられます。
男性・女性ともに抗体検査・予防接種ともに助成の対象となります。
積極的にこれを利用して下さい。
大鳥居医院では抗体検査・予防接種(MRワクチン)いずれも可能です。
お気軽にご相談下さい。


