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つわり・悪阻・切迫流産・早産

つわり・妊娠悪阻

胎児の心拍が確認できた頃から出現し、

長ければ妊娠16週頃まで続く症状です。

症状の程度は人によって全然違います。

妊婦健診の際に、

「全然つわりがないので赤ちゃんが元気が不安なんです。」

なんて相談を受けることもありますが、そのような場合、ラッキーです。

でも、辛い時は本当に辛いですよね。

偏食になるんじゃないか?赤ちゃんに悪いんじゃないか?

など懸念しても仕方ありません。

摂れるものを摂って下さい。

固形物は食べられなくても、こまめに水分だけは摂って下さい。

それでも、まったく飲食できなくなることもあります。

体重減少が顕著な場合は、通院または入院して点滴を行うこともあります。

つわりを完全に回避する方法はありませんが、

当院では、吐き気止めのおくすりや漢方薬、ビタミン剤を処方しています。

ビタミンB6を常用するとつわりの予防効果があるそうです。

本当に辛くなる前にご相談にいらして下さい。

切迫流産・早産

出血や腹痛など、

流産に注意!早産に注意!

となった状態を言います。

妊娠22週未満であれば切迫「流産」

妊娠22週以降は切迫「早産」と呼びます。

妊娠初期に少量の出血がみられることがあります。

このような場合、基本的には安静にして経過観察を行うことになります。

子宮収縮を抑えるおくすりや止血剤を処方することもありますが、特効薬とは言えません。

診療時間外などに少量の出血・軽度の腹痛などがあった場合、

焦って受診するよりも、まず安静に過ごしていただくことが重要です。

ただし、月経よりも多いような出血、激痛があれば当院まで電話でご相談下さい。

妊娠16週以降は胎盤形成が完了した、いわゆる安定期です。

この時期以降に出血があった場合は、速やかに当院までご相談下さい。

診察では子宮口(しきゅうこう)・子宮頸管(しきゅうけいかん)の状態を観察します。

頻繁にお腹の張りがあったりして子宮頸管長(しきゅうけいかんちょう)が短縮してくるようであれば、

安静と子宮収縮抑制剤の投与が必要になります。

状態がひどければ入院が必要になります。

 
 
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